幸運だった初ツー
2017年 01月 05日
1月4日、2017年の初ツーリングに行ってきました。
7時40分に自宅を出発。外気温は5℃でした。
途中で400Xと合流し、それから目的地を決めました。
とりあえずミルクロードを駆け上がり、外輪山へ。
おほっ 雲海ぢゃないか!
新春初のツーリリングで雲海が見れるなんて、なんてラッキーなんでしょう。
五岳で構成された涅槃像が雲の上に浮かんでいます。
しかし、皮肉なもんです。雲海狙いで早起きしても撮れなかった雲海が、何も考えずに通りがかったこの日に見られるとはねぇ・・・。
これは「雲海」と言っていい濃さですね。
本日の愛車はモトグッツィ。寒いから快調です。
小国町からファームロードを通って日田市へ行くことにしました。
国道387号の七曲トンネルを抜けてすぐ左折すればファームロードです。
この道は小国町と日田市を結ぶ広域農道で、正式には「日田広域農道スカイファームロードひた」というらしいのですが、「日田」と「ひた」と2度も地名を入れるっておかしいですよね。
地図上に落とすと、こんな感じです。私たちは右側の下のほうから入ってきました。
車もバイクもほとんど走ってないワインディングを快調に走り続けていると、亀石峠にバイクの集団が休憩していました。7~8台いたでしょうか。星マークの所です。
そして数人がこっちへ向けて盛んに手を振ります。「ありがとう」と心でつぶやき、私はうなずきました。
すると先行する400Xが突然のスピードダウン。
「スピード落とせと合図した」と言うのです。(インカムで通話)
そう?
私はてっきり挨拶しただけかと思ったのです。もしかしてこの先でネズミ捕りでもやっているのかなぁ。
しかーし、私たちの眼前に現れたのは霜で真っ白になった下り坂でした。(地図上の[1]~[2]区間)
おーっとぉ、止まる間もなくその白い道へ突っ込みました。
路面は白いけれど、光ってはいません。凍結しているのかいないのか、よく分かりません。
歩くくらいにまで速度を落とし、ソロリソロリと進みます。
そのとき、400Xのリヤタイヤが左にツツーッと流れました。
(マジでこのときはゾッとしましたよ。新年早々、こけて入院はしたくねぇぞー)
あわてて足を着こうとする400X。しかしその足さえツルツル滑ると悲鳴を上げます。
ジワジワと減速してなんとか停車。引き返すかこのまま進むか相談しました。
この下り坂でUターンするのは危ないから進もうと決め、私が先導することにしました。
足で路面を確かめると、それほど滑りません。白く見えるのは霜のせいもあるけど、融雪剤が撒かれているようです。
ギヤは1速でブレーキは極力かけないようにし、タラタラと坂を下りました。
この坂はちょうど山の陰になっていて、坂を下りきるとゆっくり左にカーブして日なたに出ます。
そこまで進めばこっちのもんです。
やっと抜けました。
バイクを下りて、走ってきた坂道のほうへ歩いていくと・・・。
いやぁ~怖かった。
もし亀石峠に彼らがいなかったら、私たちは間違いなく滑って転んでいたと思います。
感謝してもしきれないほどです。教えてくれてほんとうにありがとう。
考えてみれば亀石峠がファームロードの中で最も標高が高く、それから先の下り坂はずっと日陰なんです。
悪条件が重なったと言えますが、本来なら道路管理者である県や市が出て注意を喚起するか、通行止めにすべきではないでしょうか。
この朝、何人か転倒したライダーがいたのではないかと心配しました。
さてさて、難関の凍結路を過ぎた私たちは日田の市街地に入り、街並のきれいな豆田町にバイクを止めました。
おなかが空くまで写真を撮りながら散策します。
正月とはいえ、もう4日なので観光客はまばらでした。
おっ、モトコンポじゃないか。
むき出しの土壁。
古い街並には古い車がよく似合います。
モートルって、ドイツ語?
歪んだガラス窓に写る白い雲。風がなくて天気がよかったなぁ。
昼ご飯はうなぎにしました。ほんとうは日田焼きそばを食べる予定だったのですが、店がお休みでした。
1,990円のうな重(並)は撮り損ねたけど、BGM用のスピーカーはちゃんと写しました。
ヤマハのNS-600でした。
無料だったので雛人形展を見学。ものすごい数のお雛さまがありました。
とくに古い雛人形には命が宿っているようで、見ていて吸い込まれますね。
日田市の豆田町は何度も訪れていますが、毎回新たな発見があります。いい街ですよ。
帰りは大牟田のほうへ回り、自家焙煎の店でコーヒー豆を買って帰りました。
2017年の初ツーは251キロ。燃費は23.0km/L。
雲海が見れたし、コケることもなかったし、じつに幸運な一日でした。
今年はツイているに違いありません。
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7時40分に自宅を出発。外気温は5℃でした。
途中で400Xと合流し、それから目的地を決めました。
とりあえずミルクロードを駆け上がり、外輪山へ。
おほっ 雲海ぢゃないか!
新春初のツーリリングで雲海が見れるなんて、なんてラッキーなんでしょう。
五岳で構成された涅槃像が雲の上に浮かんでいます。
しかし、皮肉なもんです。雲海狙いで早起きしても撮れなかった雲海が、何も考えずに通りがかったこの日に見られるとはねぇ・・・。
これは「雲海」と言っていい濃さですね。
本日の愛車はモトグッツィ。寒いから快調です。
小国町からファームロードを通って日田市へ行くことにしました。
国道387号の七曲トンネルを抜けてすぐ左折すればファームロードです。
この道は小国町と日田市を結ぶ広域農道で、正式には「日田広域農道スカイファームロードひた」というらしいのですが、「日田」と「ひた」と2度も地名を入れるっておかしいですよね。
地図上に落とすと、こんな感じです。私たちは右側の下のほうから入ってきました。
車もバイクもほとんど走ってないワインディングを快調に走り続けていると、亀石峠にバイクの集団が休憩していました。7~8台いたでしょうか。星マークの所です。
そして数人がこっちへ向けて盛んに手を振ります。「ありがとう」と心でつぶやき、私はうなずきました。
すると先行する400Xが突然のスピードダウン。
「スピード落とせと合図した」と言うのです。(インカムで通話)
そう?
私はてっきり挨拶しただけかと思ったのです。もしかしてこの先でネズミ捕りでもやっているのかなぁ。
しかーし、私たちの眼前に現れたのは霜で真っ白になった下り坂でした。(地図上の[1]~[2]区間)
おーっとぉ、止まる間もなくその白い道へ突っ込みました。
路面は白いけれど、光ってはいません。凍結しているのかいないのか、よく分かりません。
歩くくらいにまで速度を落とし、ソロリソロリと進みます。
そのとき、400Xのリヤタイヤが左にツツーッと流れました。
(マジでこのときはゾッとしましたよ。新年早々、こけて入院はしたくねぇぞー)
あわてて足を着こうとする400X。しかしその足さえツルツル滑ると悲鳴を上げます。
ジワジワと減速してなんとか停車。引き返すかこのまま進むか相談しました。
この下り坂でUターンするのは危ないから進もうと決め、私が先導することにしました。
足で路面を確かめると、それほど滑りません。白く見えるのは霜のせいもあるけど、融雪剤が撒かれているようです。
ギヤは1速でブレーキは極力かけないようにし、タラタラと坂を下りました。
この坂はちょうど山の陰になっていて、坂を下りきるとゆっくり左にカーブして日なたに出ます。
そこまで進めばこっちのもんです。
やっと抜けました。
バイクを下りて、走ってきた坂道のほうへ歩いていくと・・・。
いやぁ~怖かった。
もし亀石峠に彼らがいなかったら、私たちは間違いなく滑って転んでいたと思います。
感謝してもしきれないほどです。教えてくれてほんとうにありがとう。
考えてみれば亀石峠がファームロードの中で最も標高が高く、それから先の下り坂はずっと日陰なんです。
悪条件が重なったと言えますが、本来なら道路管理者である県や市が出て注意を喚起するか、通行止めにすべきではないでしょうか。
この朝、何人か転倒したライダーがいたのではないかと心配しました。
さてさて、難関の凍結路を過ぎた私たちは日田の市街地に入り、街並のきれいな豆田町にバイクを止めました。
おなかが空くまで写真を撮りながら散策します。
正月とはいえ、もう4日なので観光客はまばらでした。
おっ、モトコンポじゃないか。
むき出しの土壁。
古い街並には古い車がよく似合います。
モートルって、ドイツ語?
歪んだガラス窓に写る白い雲。風がなくて天気がよかったなぁ。
昼ご飯はうなぎにしました。ほんとうは日田焼きそばを食べる予定だったのですが、店がお休みでした。
1,990円のうな重(並)は撮り損ねたけど、BGM用のスピーカーはちゃんと写しました。
ヤマハのNS-600でした。
無料だったので雛人形展を見学。ものすごい数のお雛さまがありました。
とくに古い雛人形には命が宿っているようで、見ていて吸い込まれますね。
日田市の豆田町は何度も訪れていますが、毎回新たな発見があります。いい街ですよ。
帰りは大牟田のほうへ回り、自家焙煎の店でコーヒー豆を買って帰りました。
2017年の初ツーは251キロ。燃費は23.0km/L。
雲海が見れたし、コケることもなかったし、じつに幸運な一日でした。
今年はツイているに違いありません。
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by tama_photo1
| 2017-01-05 23:22
| モトグッツィ