幸せの黄色いクロスカブ

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2018年 06月 14日

飯干峠2連続越え×カブ1万キロ越え

天気がよいと気象庁が保証したので、クロスカブで出発。
どこに行くか前の晩にさんざん悩んで、宮崎県の秘境・諸塚村(もろつかそん)に決めました。
熊本地震後、長らく通行止めだった御船川(みふねがわ)沿いの国道445も全線開通。気持ちよく風を切って走り抜けます。
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赤い線が2年近く迂回路だったルートです。
矢印の所に「下鶴橋」という石橋があり、その周辺で落石や路面の亀裂、土砂崩れがひどかったようです。
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クロスカブは1ヵ月半ぶりの登板。前日にプラグを交換しようとしたのですが、プラグレンチが合わずに断念しました。
16ミリなんですよ。そんなサイズ、フツーは売ってありません。
道の駅清和文楽館で休憩。ここまでおよそ55キロです。
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スマホのナビは山都町の馬見原(まみはら)から国道265へ曲がれと指示しますが、もっと先の宮崎県五ヶ瀬町(ごかせちょう)から国道503で諸塚村に入ります。
そうしないと帰りのルートが一部重複するからです。(赤がナビ指示、青が実際に走った道)
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国道503は厳しいルートです。集落を過ぎると車が完全に途絶えました。
503に入ったとき前にダンプが1台と軽乗用車が1台走っていました。
その2台はすぐわき道に入っていなくなり、それから軽トラと1台すれ違っただけ。遭った車を全部覚えられるくらいの交通量です。
ナビのルートも次第に小腸になってきました。諸塚村までまだ26キロ。(中央の白い物体はスマホを押さえるゴムです)
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峠に近づくと、山頂に風力発電機が見えてきました。
あれ、こんなのいつ出来たっけ?
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・・・と、ちょっと目をそらしたのは1~2秒でしょうか。
ハッと道路に目線を戻すとクロスカブは左へ向かって走っています。アッ!と思った瞬間
バサバサッと雑草をなぎ倒しながら側溝へガバッと落ちてしまいました。
やってもた・・・。( ̄∀ ̄;)
落ちる瞬間、脚を上にバンザイしたような気もしますが、よく覚えていません。
しかしバイクから振り落とされることもなく、アタシは無事です。痛いところもまったくありません。

事故直後の写真を撮る余裕などあるはずもなく、そこから脱出することしか考えませんでした。
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バイクはU字溝にすっぽりとハマッた格好で、私が下りても自立したまんまです。
まずハンドルを持って前輪を引き上げ、片輪だけ側溝から路上に戻しました。
次にバイクの左側から後輪を引き上げようとしますが、どこか引っかかっているようで動きません。
そこで後ろに回り、荷台の端を引き上げると後輪を溝から脱出させることができました。
上の写真では右のサイドスタンドが出ていますが、これはリターンスプリングが外れたためです。
リターンスプリングはU字溝に転がっていました。
車載のドライバーをテコのように使って、スプリングは元どおりになりました。
傷がないかひととおり見てみると、レッグシールドもマフラーガードもきれいだし、折れたり曲がったりした部分もなさそうです。左右のサイドスタンドやステップの取付部には擦った跡がありました。
左スタンドにからまった雑草を外して再スタート。この間、10分足らずでした。
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なんという不幸中の幸い。
落ちた瞬間はどうやって元に戻そうかとか、JAF呼んだら何時間かかるかなとか、そんな思いがよぎりました。
なにごともなかったのは、きっとこのおかげです。
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先日の金沢旅行でブロ友のnakaさんからいただいた手作りキーホルダーです。
ターコイズはライダーの転倒防止に効果があるからというお話でした。
このクロスで初使いだったんです。側溝に落ちても倒れなかったし、ケガひとつしませんでしたよ。
ありがとうnakaさん。ご利益すごいぜ!

風車が見え出してしばらく上ると国道503の飯干峠(いいぼしとうげ)です。
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風力発電なんて出来なければ私も道を踏み外さなかったのに・・・
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しかもお目当てのレストランどんこ亭は定休日でした。(=д=)
大きい営業中の看板よりも小さな本日定休日のほうが、ここ諸塚村では優先されます。
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どんこ亭は山菜料理がバイキングで食べられるんです。それを楽しみに来たのですが、定休日の確認を忘れてました。
昼食はお隣の椎葉村(しいばそん)平家本陣でいただきました。ここでのお昼は初めてです(たぶん)。
宮崎は村を「そん」、町を「ちょう」と呼ぶんですね。またひとつ勉強しました。
平家本陣定食とノンアル。最近ノンアルが多いな。
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メインはヤマメの塩焼き。あとは十割そば(ミニ)と野菜の入った菜豆腐です。これで930円。ビールは210円と良心的。
この太くてブツブツと切れる十割そばが旨かった。
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満腹になったところで帰りま~す。
椎葉村の中心地を抜けるとすぐ巨大な椎葉ダムが見えてきます。
すぐ近くにダムがあって怖くないのかな。
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宮崎県椎葉村から熊本県の水上村(みずかみむら)に入る2つのルートのうち、ダム湖の南側を通る国道265と国道388(青)を通ります。
もうひとつはダム湖北側の県道142(赤)ですが、こっちはちょっと寂しいのでね。
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まぁ、あんまり変わらんけど。
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写真が傾いているのではなく、家が倒れかけています。カーブミラーは垂直。
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椎葉村立小崎小学校前の壁画です。
ナイフを振り回してグレているのではありません。左手に鈴を握っているので神楽を舞っているのです、きっと。
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ダム湖北側の県道より賑やかかなと思いましたが、途中で3匹のキツネを見ました(写真はナシ)。
豆柴犬くらいの大きさだったので、まだ子どもだったのでしょう。道路のまん中にいました。
鹿、イノシシ、タヌキ、猿、野生馬・・・とツーリング中にいろいろ見てきましたがキツネは初めてです。
それほど山深いところなんです。
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スマホが通信不能になりながらも、椎葉村・水上村境界の飯干峠まで来ました。
国道503の五ヶ瀬町と諸塚村の境界も「飯干峠」なんですね。同じ宮崎県の比較的近い所に同じ名前の峠が2つあるなんて、珍しいと思います。
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峠を下りて水上村に入りました。
市房ダム湖ほとりの物産館もお休みです。水曜日は月曜日以上にお休みが多いようです。
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市房ダムも大きいですよ。矢印のところにおじさんがしゃがんで作業をしています。
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広域農道フルーティーロードを通って道の駅子守唄の里五木へ。
250のホンダでやってきたのは、体格からしてジョシですね。この時間に五木村ってことはジモティーか。
なにやら一生懸命にスマホをいじってました。ご安全に。オレみたいにならんでね。( ̄▽ ̄;)!!
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本日の走行286キロ。燃費は67.4km/Lでした。次はプラグを替えて燃費をさらに延ばすどー!
あっ、途中で走行がめでたく1万キロ超えました。まったく気づきませんでした。
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by tama_photo1 | 2018-06-14 12:00 | ツーリング | Trackback | Comments(8)
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Commented by maou29_v94 at 2018-06-14 18:36
不幸中の幸いとはこの事を言うのですね。
何事も無く良かったですw
御守り効果抜群なんですねw
にしてもよそ見は禁物だという事を再認識いたしました。気をつけようっと思います。
Commented by tama_photo1 at 2018-06-14 19:01
> maou29_v94さん
走行中はよくキョロキョロするほうなんで反省しています。ライポジが安楽でスピードもそれほど出ないクロスカブだから余計によそ見しますね。
グッツィだったら大変なことになっていたかも。運が悪ければ死にます。
Commented by YDの寅次郎 at 2018-06-14 21:49 x
こんばんは草刈りご苦労様です奇跡の無傷での生還おめでとうございます。トライアルのセンスがあるかもしれません市房ダムは桜の名所で記憶に残っております、十割そばですか今日の昼ご飯は昨日TVで紀州では梅うどんなる物がコンビニでもあるらしくピンク色の麺に憧れ小麦粉に梅干を混ぜてうどんを打ちましたが茹でると湯に溶け出し麺単品で判る程度です「梅うどんラブ」
Commented by ツーチー at 2018-06-14 22:25 x
tamaさん
お怪我がなくてよかったですね~
一瞬のようでもカーブでの空走はけっこう大きいですからね~ ^^

じつは今から20年ほど前、私もまったく同じ経験をしていましてね。
Kawasakiの1100で側溝へ落ちて、そのまま溝の中を15mほど走りました。
オートバイは立ったまま、私は前方へ放り出されたのですが打撲のみ。
ホントに不幸中の幸いでした。
ただ、修理代はべらぼうに高くつきましたが.. (苦笑
Commented by SevenFifty at 2018-06-14 22:42 x
こんばんは。
SevenFiftyです。

椎葉の神楽はちょっとだけ知っています。
村の地区ごとに多彩な神楽があると聞いています。

>なにやら一生懸命にスマホをいじってました。ご安全に。
17時に人里離れた山中ですか。
大丈夫かと心配します・・・老婆心とでもいうのでしょうか。
Commented by tama_photo1 at 2018-06-15 02:41
> YDの寅次郎さん
そうでした、庭の草むしりしなくちゃ・・・。
家を建てて16年。先日ヨメが生涯で2度目か3度目の草むしりをしました。4面あるうちの1面だけで、残り3面は私に期待をしているようです。
夏は梅などの酸っぱいものが食欲をそそりますね。梅干も大好きなんですが、ヨメが梅干を一切食わないのでわが家にはありません。波長の違いが津波にならないことを祈っています。
Commented by tama_photo1 at 2018-06-15 02:49
> ツーチーさん
一見無傷のようですが、ステップの下あたりはかなり擦っているかも。今度、掃除をする時によく確認してみます。私の場合はスピードが出ていなかったのが功を奏しました。
大きいバイクは慣性モーメントもデカいですから、すぐには止まらずあちこちが傷だらけになるでしょう。私もこれがもしV7だったらと思うと、ゾッとします。
Commented by tama_photo1 at 2018-06-15 02:57
> SevenFiftyさん
高千穂も阿蘇の波野地区も神楽で有名ですし、清和村(現山都町)には文楽があります。九州中央部の山地には独特の文化が育っているようですね。実際にこういうところを走っていると、遠く重なる峰々や沸き立つ雲に神々しさを感じるときがあります。
おねぇちゃん、私に一言声をかけてくれたらどこにでもガイドしてあげたのに・・・。\(-。。-#


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