初蝉だより
2018年 06月 24日
幸せの黄色いNEWS ―熊本に夏到来!―
「朝、外に出たらここをモゾモゾ這ってたんだよ」と話すのはK市にお住まいのTさん(63歳)。
なんだろうと思ってよく見ると、全身が泥まみれの蝉の幼虫。
「たぶん羽化する場所を探しているんだろうと思って庭の木に移してやった」とTさんは続ける。
生きている蝉の幼虫を見るのは初めてだったので最後まで見届けたかったが、娘さんを職場まで送っていかなければならないTさんは少ない後ろ髪を引かれる思いでそこを離れた。
30分後、自宅に戻ると、そこには既に抜け殻になった幼虫と羽化したばかりのクマゼミがいた。
「羽化の様子をじっくり見たかったけど、意外と変身するスピードは早いんだね」と感心するTさんであった。
まだ梅雨の真っただ中にある熊本で、一足早いこのクマゼミは真夏が近いことを教えてくれた。
by tama_photo1
| 2018-06-24 09:45
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